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筑波大学医学部麻酔科
  
受診なさるみなさまへ

筑波大学麻酔科は、患者様の安全確保に全力で取り組んでいます。

麻酔科医は、麻酔ばかりでなく、ICU、ペインクリニックで患者様の治療に当たっています。

■「麻酔」:
全身麻酔、局所麻酔など麻酔には様々な方法がありますが、患者様の病気、手術に見合った方法で行うことが肝要です。疑問点などがありましたら、遠慮なくお尋ねください。



■「ペインクリニック」:
線維筋痛症、帯状疱疹後神経痛、三叉神経痛、腰痛、がん性疼痛などで痛みに苦しむ患者さんが、一日でも早く笑顔で日常生活を過ごせるよう、麻酔科では専門の医師が治療に取り組んでおります。最近、神経障害性疼痛が広く知られるようになり、TVでも話題になってきました。しかし、痛みを放置すると神経が変性し、長期間痛みに苦しむことになることは、知られていません。私どもは、大切な臓器のひとつである神経系を早期治療のターゲットとし、学会の指針に基づく内服療法、神経ブロック療法などを積極的に取り入れ、成果を上げています。さらに高周波熱凝固療法を用いることで、患者さんが早期に満足できる痛みの治療を目指しています。また、痛みは、情動•脳とも関連しているため機能的脳画像診断などを用い総合的治療の開発にも力を入れています。 お気軽にご相談ください。



■「宗教的理由などによる輸血拒否に関する方針」:
輸血を含む標準的医療を前提とした診療を行っております。平成29年7月14日以降、基本的には救命や生命維持にとって必要であると医師が判断した場合に輸血を行う相対的無輸血にて対応しますので、ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。



■筑波大学麻酔科は、さまざまな臨床研究を行っています。
1)胸部外科手術の悪心嘔吐に関する研究(内容はこちらをクリックPDFください)
2) カフなし気管チューブの固定方法とチューブの位置に関する研究
3)末梢神経ブロックに使用する局所麻酔薬濃度に関する研究
4)麻酔方法(硬膜外麻酔併用の有無)が手術後の生命予後に及ぼす影響
5)小児の全身麻酔中における麻酔深度モニター(BIS値)の観察
6)麻酔覚醒時の咳に対するレミフェンタニル持続投与の効果
7)レミフェンタニル併用全身麻酔下における声門閉鎖発生率の調査
8)麻酔用薬剤の効果における個人差の検討
9)麻酔前の動脈硬化が麻酔後の循環動態に及ぼす影響


■簡単に麻酔を解説した冊子を作成しましたのでご参考にしてください。

一般用 |
小児用 |
(クリックするとそれぞれのPDFが表示されます)

※ご不明なことは、筑波大学医学部麻酔科までお問い合せください。
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