Research Groups

疫学(我妻 ゆき子)

臨床疫学とは、疫学と臨床科学の基本理論をもとに発達してきたモダン医学の一領域である。臨床疫学の手法は、基礎医学の理論体系に基づいた経験と、患者の治療やケアをする際に提起された複雑なオープンエンド的課題との間にある概念的ギャップを理解するのに有用である。臨床試験と臨床疫学に関する理論と方法の開発、およびその応用に関する研究を行う。各種疾患領域における臨床研究を通じて、疾病制御に関するエビデンスを提示し、患者の治療やケアを改善することを目指す。

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法医学(本田 克也)

法医学研究室では、死体解剖から死因を究明するために、傷病と死因との因果関係性を診断する技術を業務としています。ここを基礎として、身元不明死体の個人識別(DNA鑑定)、体液からの生化学診断、血液ガス診断、薬毒物検出、有害無機金属検出など、最先端の技術を駆使して、犯罪解決のための、医学的研究を多角的に推進しています。本研究室に所属後、科学捜査研究所に就職した者はすでに4名を数えています。特にDNA鑑定技術では世界最高レベルであると自負しています。社会の秩序の維持に直接貢献できる研究を実践したいと考えている学生の入学を歓迎します。

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産業精神医学・宇宙医学(松崎 一葉)

産業精神医学・宇宙医学グループは、職業に関連する精神疾患、特に職場のうつ病予防について、うつ病を予防し健康を維持するストレス対処力向上を目指した職場環境改善研究、職場復帰支援の新たな方策に関する研究、筑波研究学園都市における大規模横断調査研究など、精神科産業医としての経験とフィールドを生かした研究を行っています。大学院生は、これらの研究に携わったり、資格に応じて産業医先の企業で産業精神医学の実践的トレーニングを受けたりすることが可能です。各人の状況に応じて社会人も受け入れ可能です。原則、毎週水曜日午前中にミーティングがありますので、こちらへの参加が必須となります。

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保健医療政策学・医療経済学(近藤 正英)

保健医療政策学研究グループは、保健医療行政及び諸制度が抱える諸問題や保健医療サービスの質に関して、医療管理学、医療経済学、環境保健学、環境疫学、国際保健学的アプローチにより評価分析を行うとともに、これらの成果を元により効果的な政策の構築を目指した活動を行っています。具体的な事例としては、感染症対策や癌医療に関する医療経済学研究を行ってきています。保健医療サービスの費用効果分析や市場分析の手法を用いています。さらに、国際保健に関する研究や、地球温暖化の健康影響評価に基づいた適応策に関する研究も行ってきています。

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ヘルスサービスリサーチ(田宮 菜奈子)

へルスサービスリサーチとは、医療(保健・看護・福祉を含む)のサービスの質を、Structure(Policy, Staffing, Facility, Budget, Insurance, Health systemなど)、Process(Utilization, Accessibility and Referral under Health systemなど)、Outcome(QOL, Cost, Satisfaction, ADL, Well-being, Survivalなど)を基本とした視点から、個々の医療技術だけでなく、それがサービスとしてどう配分されているか、どのような効果をもたらしているのかを、包括的・科学的に実証分析する学際研究です。われわれの研究グループは、医療分野だけでなく、政策学、法学、経済学、社会学、人類学等の学際的視点からの成果を有効に取り入れ、すべての人がよりよい医療サービスを受けられるための仕組みを研究し、その成果を国内外に発信することで、サービスの質向上を図り、『生活と調和した医療実現』の一助となることを目指しています。

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高齢者ケアリング学分野(橋爪 祐美)

当研究グループは超高齢社会を迎え、高齢者とそのご家族、ケアを要する高齢化するすべての人に有用な研究や教育活動に努めています。私自身は老親を介護する働く女性のワーク・ライフ・バランスとメンタルヘルス、介護する熟年勤労者夫婦の支援、結婚移住外国人女性と日本人の夫の家族介護と協力体制、家族ケアとジェンダー、富山型デイサービス、モンゴルに関するテーマに取り組んでいます。グループの研究では質的研究手法(グラウンデット・セオリー・アプローチ)を用いたミックス法の研究などを進めています。医療福祉分野の研究に関心のある実務経験を持つ方を歓迎します。

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国際社会医学(市川 政雄)

「人びとの健康格差は、国内はもとより先進国と途上国の間にもみられ、それは政治的、社会的、経済的に容認できないものであり、すべての国に共通する関心事である」(アルマ・アタ宣言、1978年)。本研究グループでは、そのような問題意識をもち、単に知的欲求を満たすのではなく、社会を変えていくための研究を目指し、社会的弱者の健康問題や、世界的に取り組むべき優先順位の高い健康問題に取り組んでいます。現在、国内では高齢者のモビリティと健康について、国外ではアジア諸国を中心に外傷予防・健康増進に向けた問題解決・行動指向型研究を立案・実施しています。

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国際発達ケア:エンパワメント科学(安梅 勅江)

当研究室では、エンパワメントを科学する研究を行っています。エンパワメントとは、「活き活きとした生きる力(活生力)」「きずな育む力(絆育力)」「共に創る力(共創力)」を紡ぐことです。誰もが持っている限りない可能性を前提に、その力を最大限に発揮できるような環境を整える方法を科学します。ともに認め支えあい、知のエネルギーを共有しながら、世界中すべての人々のウエルビーイングに通じる研究を目指します。共生のための基盤づくりに向けた科学的な根拠を生み出す研究室です。最先端のケア科学を「極める」研究技術と、それを社会に「活かす」還元技術を融合した「ケア科学リーダーシップ」育成を目標にしています。

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社会精神保健学(斎藤 環)

当研究室では、アルコール依存、薬物乱用、不登校、ひきこもり、児童虐待、コミュニティケアなどの社会病理現象を含む幅広い精神保健上の問題について、フィールドワークおよび実証研究を通じて、実態把握・原因の解明・対策の提案に取り組んでいます.主な最近の成果としては以下のようものがあります。

◆問題行動や症状の評価ツール:SIDES(Structured Interview of Disorder of Extreme Stress not Other Specifi ed)日本版、自閉性スペクトラム障害の性的行動の評価尺度、性犯罪のリスク評価尺度、薬物依存に対する自己効力感尺度、精神刺激物質再発リスク評価尺度 ◆介入プログラム:児童福祉施設における児童とケアワーカーのアタッチメントを促進するプログラム、薬物乱用者に対する認知行動療法プログラム、薬物乱用者の家族に対するプログラム、DV加害者更正プログラム、DVに曝された母親と子どもに対する同時並行プログラム

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福祉医療学(柳 久子)

福祉医療学では、高齢化社会にむけて、生活習慣病予防、介護予防、リハビリテーションなどに関する研究をおこなっております。学生さんは、看護師・保健師、理学療法士・作業療法士などのリハビリ関連職、薬剤師、栄養士などの資格を有し、現場の医療に携わった経験のある方を歓迎いたします

社会精神保健学(森田 展彰)

私は、アディクション(アルコール依存、薬物依存、ギャンブル障害等)、子ども虐待、DV、PTSD、自殺などの精神保健上の問題について、フィールドワークおよび実証研究を通じて、実態把握・原因の解明・対策の提案に取り組んでいます.主な最近の成果としては以下のようものがあります。◆児童虐待やDVの実態把握と支援の研究:全国調査データベースを用いた児童虐待のリスク評価アプリとサイトの開発、全国児童相談所の実態調査、児童虐待の加害者に対するプログラム、DV加害者プログラム、DV被害者に対するトラウマ・インフォームド・ケアの心理教育、DVに曝された母親と子どもに対する同時並行プログラム
◆アディクションの回復に関する研究:薬物問題のある者に対する地域連携の研究、依存症者の家族に対する支援プログラムの開発、トラウマと依存症の両方の問題のある事例への回復プログラム。ギャンブル障害のスクリーニングテストの開発、

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