就職関連

山口由輝男(博士課程修了)
・就職先 | ワークスアプリケーションズ |
・研究テーマ | 「筋分化におけるRNA結合タンパク質Stau1の機能解析」 |

萱島拓郎(修士課程修了)
・就職先 | 中外テクノス |
・研究テーマ | 「出芽酵母Par-1キナーゼオルソログKin1・Kin2の機能解析」 |

福田敏之(博士課程修了)
・就職先 | 長野県環境保全研究所 |
・研究テーマ | 「ストレス応答におけるRNA結合タンパク質hnRNP KとRBM42の機能解析」 |

馬内奈保子(修士課程修了)
・研究テーマ | 「RNA結合タンパク質Khd1pによるmRNA安定性制御機構の解析」 |

三原知子(修士課程修了)
・就職先 | 京都大学大学院 |
・研究テーマ | 「RNA結合タンパク質Khd1pによる遺伝子発現制御機構の解析」 |
![]() |
写真左から: 浅井、齊藤、入江、糸澤、大日向 |
糸澤なつみ(医療科学類卒業)
・就職先 | 江東微生物研究所 |
・研究テーマ | 「酵母のmRNAと局所的翻訳におけるRNA結合タンパク質Khd1とシグナル認識粒子Sec65の役割」 |
大日向怜美(医療科学類卒業))
・就職先 | 東京セントラルパソロジーラボラトリー |
・研究テーマ | 「RNA結合タンパク質Stau1の細胞内局在と結合因子の解析」 |
浅井康友(生物学類卒業)
・就職先 | 筑波大学大学院数理物質科学研究科 |
・研究テーマ | 「酵母における非対称分裂の制御機構」 |
齊藤万理江(生物学類卒業)
・就職先 | 東京大学大学院新領域創成科学研究科 |
・研究テーマ | 「動物細胞におけるmRNA局在と局所的翻訳の制御機」 |
入江研では、研究指導をするとともに、ラボメンバーの将来のキャリアパスを真剣に考えて、サポートします。
入江は大学院教育企画評価室室長として、大学院生のキャリア支援活動として、卒業生ネットワークプロジェクトを指揮しています。
卒業生ネットワークプロジェクトとは、卒業生とのネットワークの充実化を活かしたカリキュラムの改変とキャリア支援の活動で、キャリアプロデューサー制度として、卒業生による在校生へのキャリアアップサポートを実施しています。

経歴
H25年3月 | 修士課程修了 |
現在 | 東洋合成工業 |
私は修士課程(フロンティア医科学専攻)の二年間入江研でお世話になりました。大学院在籍時は「出芽酵母セリン/スレオニンキナーゼKin1・Kin2と遺伝的、物理的に相互作用する因子の探索とその機能解析」というテーマで研究を行っていました。卒業後は化学を通じて「人々の豊かな生活」に貢献できるよう営業活動を行っています。
現在私は大学院在籍時に行っていた研究とはかけ離れた世界で活動しています。しかし入江研で行った研究についてのディスカッション、論文紹介、研究発表そして修士論文の作製で培われた「論理的な考え方」や「精神的な強さ」は自分自身の財産となり、会社内での報告書の作成、ミーティングの資料作成、きつい作業でも「入江研で頑張った俺ならできる!!」というpositive thinking笑 など仕事のあらゆる場面で多いに役に立っています。また入江研には国立台湾大学への海外短期派遣など国際交流にも積極的に参加できる環境が整っており、自分の視野や考え方を広げることができる「きっかけ」があります。実際に私も国立台湾大学の学生と交流することにより、「自分自身の積極性の無さ」を実感しました。この経験より今では「積極的に自分の意見を相手に伝えること」を心がけています。この積み重ねにより、入社数カ月ながら会社内で自分の意見が仕事に採用されたことがありました。小さなことですが、自分の意見が仕事に反映されると日常がとても楽しくなります!!笑
酵母に興味がある、遺伝学に興味がある、国際交流に興味がある、「なんとなくだけど・・・入江先生と霧筑波(日本酒)飲んでみたいなっっ!!」と感じるなど、ちょっとでも入江研に興味を持ったらならば、研究室見学から始めてみてはいかがでしょうか?研究室のユーモア溢れるスタッフが温かく迎えてくれると思います。
さあっ、「Let’s dive in!!!!!」

経歴
H22年3月 | 博士課程修了 |
現在 | 長野県環境保全研究所 |
私は博士課程の4年間を入江研でお世話になりました。大学院在籍当時は新規RNA結合タンパク質の機能解析を行っていました。現在は理化学分析の仕事をしており、大学院での専攻とはまったく違う仕事に就いていますが、研究を通して学んだ問題の捉え方、考えのまとめ方、人への伝え方などは現在の仕事にも活かされていると実感しています。
在学中に頻繁に行われていた研究発表や先生方とのディスカッションは、社会人として働く今でも形を変え日常的に行われていることであり、学生時代に場数を踏んでおいて良かったと思うことも少なくありません。将来どのような道に進むとしても、大学院で専門性の高い研究に打ち込んだ経験はきっと役に立つと思います。
在学生および進学を志望される皆さん、ぜひこれからも日々の研究活動に没頭してください。皆さんが入江研での研究生活を通して次代を担う研究者として大きく育たれることを心から期待しています。

経歴
H23年3月 | 修士課程修了 |
現在 | 株式会社旭物産 |
私は、この研究室で2009年から二年間、修士課程の学生として在籍していました。他大学から専攻の違う分野に進学してきましたので実験手法など、分からない事も多く不安でしたが指導教員を始め周りの方が丁寧に指導してくれたお陰で実験手法だけでなく論理的に考える力も身についたと思います。
私は現在、食品会社で品質管理の仕事をさせていただいていますが、大学院で学んだ培養技術など仕事に直結している部分もあり、多いに役立っています。また、問題を洗い出し原因を追究し改善に結び付ける仮定で、研究で培った論理的な考え方も役に立っています。最先端の研究がしたい、社会に通用する人になりたい人は、是非この研究室に入って有意義な時間を送っていただきたいと思います。

経歴
H23年3月 | 医療科学類卒業 |
H23年9月 | フロンティア医科学専攻中退 |
現在 | 鹿児島大学医学部 |
私は2011年に医学群医療科学類を卒業し、同年、筑波大学大学院修士課程へ進学しました。
2011年秋からはつくばを離れ、鹿児島大学医学部医学科へ学士編入学し、現在は2度目の大学生生活を送っています。4年間在籍した医療科学類では、臨床検査と医科学という二つの視点から、現代の医学・医療について学習を深めました。教室で受ける講義だけでなく、病院実習やケア・コロキウム、卒業研究など、様々な方法をもって医学・医療にアプローチできることが、医療科学類の最大の特徴であると私は考えています。そのおかげで私も、「医学についてさらに詳しく学びたい!」という思いを持つことができました。私は少し変わった進路を選ぶに至りましたが、医学・医療に対する興味や関心をかきたてられることは、どんな進路へ進むにしても、よいきっかけになるのではないかと私は考えています。
分子細胞生物学研究室(入江研)には、卒業研究の始まった大学4年春から、つくばを離れるまでの1年半、お世話になりました。研究室配属後は、入江賢児教授から直々にご指導を頂き、充実した研究室生活を送ることができました。また、入江研は個性的なメンバーが集まっており、実験や研究に関することだけでなく、わかりやすい発表のしかた、質問に対する正しい受け答え方法、さらには他人とのうまい付き合い方まで、様々なことを学ばせてもらいました。そして何より、多少厳しい言い方になっても、そういったことを本音で言ってくださる方たちに囲まれた環境が、個人的にはとても好きでした。飲み会やダーツ大会など、研究以外の思い出も色濃く心に残っています。
学びの地を鹿児島へ移した今後も、つくば時代の経験を生かし、医学の習得に励んでいこうと思います。
