がん看護学・ケアシステム研究グループでは、がん看護を中心とする研究・教育活動に取り組んでいます。研究グループを構成する教員の研究領域は様々で、がんの予防から緩和ケア、急性期にあるがん患者、がん体験者に関する研究だけでなく、地域医療の領域でビッグデータを用いた研究に取り組むメンバーもいます。学生はそれぞれの研究テーマを持ち、積極的に研究活動に取り組んでいます。留学生は、母国のがん医療に関わるテーマで研究計画を立て、自国でデータ収集を行っています。また博士前期課程の修了生の多くは、修了後にがん看護専門看護師の資格を取得し、がん医療の現場で活躍しています(現在は専門看護師教育課程は閉講されています)。また、研究代表者が行う研究活動に加わり、その成果を論文として発表している修了生もいます。
研究し、その成果を看護や医療の発展につなげられる、そんな研究活動に、大学院生と教員とで共に取り組んでいきたいと考えています。
取得年度 | 氏名 | タイトル |
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H27(2015) | 新幡 智子 | 専門的緩和ケアを担う看護師に求められるコアコンピテンシーとその教育プログラム |
H28(2016) | 飯塚 麻紀 | 脳神経疾患患者の家族が患者の病気に関して抱く不確かさの関連要因 |
H29(2017) | 牟田 理恵子 | 一般病棟の看護師を対象とした終末期がん患者の家族支援ガイドの作成と有用性の検証 |
H30(2018) | 金久保 愛子 | 一健康に対する自己評価が乳がん患者のQOLおよび健康に関する態度や行動に与える影響 |
R2(2020) | 宗澤 紀子 | 胃がん術後患者の自己効力感がQOLに与える影響 |
R5(2023) | Dongyan Zeng | Analysis and Integration of the Concept of Spirituality in the Context of Chinese Cancer Patients (中国人がん患者にとってのスピリチュアリティの概念の分析と統合) |
取得年度 | 氏名 | タイトル |
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H20(2008) | 佐野 恵利 | がん専門病院に勤務する看護師が自律的看護活動に対して行う自己評価とその関連要因 |
H24(2012) | 石ケ森 一枝 | 看護学生のおけるがん患者の痛みに対する認識とがん患者との出会いの関連 |
井添 由香子 | 看護師がイメージする予後不良ながん患者の病状認識に関する研究-看護師の情報収集の方法とその関連要因- | |
小田 夏実 | 危機介入モデルを用いたリハビリを受ける進行がん患者用看護援助プロトコルの実践への適用 | |
谷口 愛 | 術後がん患者が退院直後に体験する病気に関連する負担感と心理的ストレスとその対処行動との関連 | |
H25(2013) | 柏 彩織 | 子宮腔内照射を受ける患者に対する情報提供の有用性 |
上田 佳余子 | 一般病棟でがん看護に携わる経験の浅い看護師の困難 | |
H27(2015) | 福本 純子 | 乳がん術後のリンパ浮腫対策として看護師が行う患者教育に関する実態調査 |
秦 千晴 | 造血器悪性腫瘍患者に関わる看護師が終末期ケアに対して抱く困難感 | |
Ummi Pratiwi Rimayanti | Nurses' approach towards health-related quality of life (HRQOL) in cancer patient's in Indonesia | |
H29(2017) | 千葉 育子 | 外来化学療法患者のがんに伴う倦怠感のセルフマネジメント行動と健康信念モデルに基づく認知的との関連 |
嶋田 香里 | 病院に勤務する看護師のがん患者の就労上の問題に対する知識の実態と知識に関連する要因 | |
R3(2021) | 山本 絢子 | がん診療拠点病院に勤務する病棟看護師によるがんサバイバーへの運動支援の現状と関連要員 |
R5(2023) | 丸山 直美 | がん診療連携拠点病院の外来看護師のコミュニケーションスキルと高齢がん患者に対する治療意思決定支援との関連 |
R6(2024) | 戴 兆叡 | 一般病棟に勤務する看護師のレジリエンスと職場環境が専門職のQOLに与える影響 |
R6(2024) | 中川 結衣 | オピオイド使用中の外来消化器がん患者が体験する突出痛の特徴と対処 |
R6(2024) | 呉 嘉慧 | Relationships among Individual Resilience, and Body Image in Postoperative Chinese Female Breast Cancer Patients:A Cross-Sectional Study (中国の女性乳がん患者がとらえる自身および家族レジリエンスとボディイメージとの関連) |
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