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TEL. 029-853-3393

研究内容RESEARCH

遺伝子改変動物を作る

タンパク質間結合の履歴を辿る:
マウス生体内タンパク質間ネットワークが解析可能なiBioIDマウスを新たに作出・解析することにより、心疾患や精神疾患の発症メカニズム解明を目指しています。
USP46 PRMT1 生体内タンパク質ネットワークを可視化
関連論文[1]

三胚葉形成を視る:
身体を形づくる中で最重要な過程である三胚葉形成の分子メカニズムを解明するため、3重蛍光レポーター遺伝子ノックインマウスと胚性幹(ES)細胞を樹立し、その特性解析と応用研究をしています。

関連論文[1]

ゲノム編集配列を把握・分類する:
標的染色体部位に導入されたゲノム編集配列を機械学習と長鎖次世代シークエンスにて網羅的に特定することが可能な迅速で正確な遺伝子検査法を新たに開発しました。
この技術を、複雑で込み入ったゲノム編集産物の解析に利用するための研究を実施しています。
ナノポアシークエンサー CRISPR-Cas9
関連論文[1][2] 日本語プレスリリース

遺伝子改変動物で解き明かす

RNA制御と拡張型心筋症:
mRNA制御異常は拡張型心筋症の原因となります。このmRNA制御に関与する遺伝子群を新規ノックアウトマウスシステムにより同定する、挑戦的なプロジェクトです。

関連論文[1]

進化を制御する生殖隔離遺伝子:
トラとライオンの交配で誕生したハイブリットは雄性不妊です。この生殖隔離現象は、他種でも観察されます。独自の多重変異誘発法で生殖隔離遺伝子の特定を目指します。
トラ ライオン 異種間交配 雄性不妊 ハイブリッド♂
関連論文[1]

タンパク輸送と生殖細胞成熟:
細胞内部のタンパク質輸送を制御するExoc1遺伝子が、精子形成に必須であることを発見しました。老化や思春期前の卵子減少の制御因子も研究しています。
Exoc1あり Exoc1なし 数珠状の精母細胞 饅頭状の精母細胞 分化 分化障害 精子 無精子症
関連論文[1]

遺伝子改変動物を供給する

トランスボーダー医学研究センター生命科学動物資源センターの所属研究室として、国内や海外の研究機関や製薬企業に、高品質な遺伝子改変マウスを作製・供給しています。
それに関連するマウス受精卵ゲノム編集技術の開発を実施しています。
関連論文[1][2][3]
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実験動物学研究室

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