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インターンシップ目的


   自立性、学際性、国際性に富んだ大学院生を育成することを目的に、開発途上国との海外協力インターンシップを実
施しています。

 当インターンシップでは、ホーチミン市(ベトナム)の協定校・研究機関(Institute of Tropical Biology, University
of Science, University of Medicine and Pharmacy, Biotechnology Center, Cho Ray Hospital)を主な対象組織とし
ています。大学院生(主に博士課程大学院生)が作成した自主的な研究計画が、大学院教育改革支援プログラム実行委員
会によって適当であると判断された場合、渡航費等の補助を行います。参加学生は帰国後、報告書の提出及び報告会での
プレゼンテーションが義務づけられます。報告会の開催を通して、参加学生がインターンシップで得た様々な体験を多く
の学生が共有することが期待されます。



 平成20年度には、ベトナム人大学院生と協力し、(1)ベトナムにおける人々の意識調査及び環境調査、(2) Cho Ray
Hospital における病院研修などの活動を行いました。

 平成21年度には、 (1)Institute of Tropical Biologyにおいて生命システム医学専攻博士課程に所属する学生9名が渡航し、
分子生物学的実験実習のサポートを行いました。当該実習は、講義、実験演習、プレゼンテーションから構成され、全てにお
いて学生自らが主体となって計画・実施されたものです。当日はベトナム人学生18名が参加し、真剣に実習に取り組んでいま
した。終了後には筑波大学とITBから修了証書が手渡されました。 (2)Cho Ray Hospitalにおける病院研修を行いました。研
修には、本学臨床医学系大学院生13名が病院研修に参加しました。各診療科において、現地臨床医による説明がなされ、学生
は熱心に聞き入っていました。一部の学生は診療に携わることが出来、医学に対する想いを新たにしておりました。