筑波大学消化器外科

お知らせ

COVID対策下での医学生の臨床実習

2020/05/27

 筑波大学の医学生4年生~6年生は、筑波大学附属病院や関連病院で臨床実習を行うカリキュラムになっております。この臨床実習は実際に患者様を受け持ち、お話しを聞き、診察し、手術などの治療に立ち会うという、医学生の教育の中で最も重要なものです。

 しかしCOVID対策により学生の大学構内の立ち入りが禁止され、当然のことながら附属病院での実習も停止した状態になっております。当科では自宅学習中の医学生に対して、テレワークでの実習を行っております。各臓器の担当者が外科治療のエッセンスをスライドや動画を用いて解説しております。双方向ですので学生は気軽に質問をすることができ、講義の内容の理解が深まるように進めております。

 しかしながら、実際に患者様を診る、治療に携わるという「経験」に替わりうるものではありません。社会情勢次第でありますが、臨床実習を再開できる日が早く来ることを願っております。


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